本当に時間が過ぎるのは早いもので、関東大会や全中が終わったと思えばジュニアオリンピック予選が終わり、次はもう1.2年生向けの新人戦が各地区で始まります。先輩たちの熱い走りを見て「次は自分たちだ!」と思っている選手も多いはずですし、2年生ながら関東大会や全中に出た選手たちもさらに上を目指してがんばっているところです。
ただ、間違ってほしくないのは「焦りすぎないこと」。目標も人それぞれで、1.2年生でもすでに全中に出た選手もいれば、はじめて大会に出場するような選手もいます。今までの石川走友会の選手達を見ていても、タイムが伸びるタイミングというのは本当に人それぞれ。もちろん1年生から速い選手もいますが、3年生の最後になって急に速くなった選手もいます。もう少し視野を広げれば、実業団やトップレベルで走っている選手たちも、高校や大学に行ってから伸びた選手もたくさんいます。
またそれ以外にも、兄弟・姉妹・両親などの家族が速かったからという理由で必要以上に期待されてしまう選手もいるかもしれません。
いろいろなスポーツがありますが、陸上というスポーツは特に自分自身を向き合うことが大切なスポーツだと思います。成長曲線もずっと右上がりになってくれるほど単純なものではなく、上がったり下がったりを繰り返しながら進んでいくものだと思います。得意な練習もあれば苦手な練習もあり、調子がいい時もあれば悪い時もあります。
憧れの選手や先輩の真似などしてみたり、監督・コーチ、先生や保護者など自分が信頼できる人のアドバイスを取り入れてみたりしながら、自分に合う練習や目標を設定していくのがいいのではないかと思います。主要大会を終えた3年生も、駅伝やジュニアオリンピック本戦もありますし、まだまだ最前線で頑張ってくれていますので、1.2年生もそんな3年生たちと一緒に頑張ってもらいたいと思います。
パパママ達も負けてない
特に明確な大会などもないパパ達ですが、ある意味一番練習に対して気合が入っているのはパパ達かもしれません。大会がない分、練習が毎回本番のような感じで小中学生たちに負けないように必死に走っています。
練習前には「膝が痛い」「腰が痛い」「昨日飲みすぎた」など走れない言い訳をしていますが、実際練習が始まると真剣そのものです。シューズなどもこだわるようになり、いろいろな情報共有できるのも楽しい時間です。前回こなせなかった練習ができればとても嬉しいし、監督やマネージャーが考えた練習がこなせないと本気で悔しがります。第二の部活動として楽しませてもらっています。
また最近少しずつですが、ママランナーも増えてきたのもとても嬉しいことです。子供から大人までみんなでできるのがとても楽しいですね。年に数回駅伝大会や市民マラソン大会に出ることもありますが、今年もそれに向けて頑張っています。
高校生たちにも注目
栃木県内、県外共に石川走友会に所属していた選手たちが高校に入っても頑張っていますが、高校も各地区で新人戦が始まっているようです。監督も最新のYouTube動画で話していますが、教え子が高校に行っても陸上を続けて活躍しているのはとても嬉しそうです。高校に行っても時々練習に来て一緒に走ってくれたり、走らなくても顔を見せに来てくれたりと、それもとても嬉しいことです。県外に行ってしまった選手たちの活躍はなかなか生で見ることは難しいのですが、記録などは逐一チェックしています。
高校生も新人戦の後は駅伝シーズンが始まると思います。全国高校駅伝で都大路を走る選手も出てくるかもしれないですね。それもまたとても楽しみです。そう考えると1年中楽しみが尽きないですね!