9月も頑張って行きましょう!
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全中陸上を終えて次なる目標へ

全中陸上を終え、3年生にとって中体連の大会は一区切りしたかと思います。今後は駅伝や新人戦という舞台が中心になるかもしれませんが、その前にU16の1000mという監督が最も重要視する大会が控えています。もともと監督はこの大会の重要性を説明していましたので、石川走友会としてもここに向けた練習はずっとしてきました。関東大会や全中陸上に出場した選手たちはそちらに向けた練習でしたが、出場しなかった選手たちは1000mの練習を繰り返してきましたので、関東や全中に出場した選手にも勝る勢いで力を付けていると思います。

そして各県の予選も8月中に行われる予定ですので、全中陸上に出場した選手で県選考会に出場する選手は、体力的にも精神的にも疲労がある中戦わないといけません。もちろんハイレベルなところで戦ってきた選手たちは本番のレースを走ることで力をつけてきていると思いますので、そういった意味でも県予選から各地区で本当に見どころの多い戦いが見られるのではないでしょうか。

赤シャツカップ&U16調整

今日の練習会は、U16に出場する選手は調整、出場しない選手や小学生は赤シャツカップ1000mTTとなりました。多くの選手がU16に出場するため、1000mの中の距離で調整をしたりするなどして対応。あとは本番に向けて疲労を抜いていってもらいたいと思います。今日も監督から練習前には大会に出る人への話も説明がありました。

U16に出場しない選手や、TTを希望する選手たちはしっかりTTを実施。気合の入った感じで行うことができました。動画にあるように4分30秒、4分15秒、そして4分00秒から2分40秒まで10秒刻みで設定を分けて組を分けてそれぞれにペーサーを付けてベストを狙う設定です。本番ではペーサーはいませんので、レースペースを意識してもらうことも大切となります。今日は赤シャツをゲットする選手はあらわれませんでしたが、近いところまで来た選手もいますので、U16の1000m公式戦でタイムを切ってもらえるといいと思います。

高校生も参加してくれたり、多くの応援などもありとても盛り上がる赤シャツカップとなりました!

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YouTube動画は画像をタップ(クリック)

自分に合った設定で練習をすること

今日は月末恒例のTTとなりましたが、今回の記事では普段の練習において監督がよく話していることをまとめてみたいと思います。

中学生の練習となると最長距離で3000mですので、ジョグやペース走など長めの距離を走ることもあると思いますが、基本的には「〇m〇本 リカバリ〇秒」「〇m+〇mを〇セット セット間〇分」という練習が多いと思います。距離はショートからロングまでいろいろとあると思いますが、大事なのはメニューの意図を理解し自分に合った設定で練習をすることだと思います。

監督やマネージャも良く練習前に話していますが、それぞれ距離や本数によって意図することも変わってきます。

・遅れてもいいから、全力で最後まで出し切る
・遅れないようにしっかりとペースを意識する
・8割程度の余裕を持って走り、ラスト1本で全部出し切る
・初めから出し過ぎないようにして、〇本全部やる
・辛そうだったら〇本目を休んで2セットに分ける
・リカバリはできる限りジョグでつなぐ
などなど

いろいろと練習内容によって意識することが変わります。監督やマネージャーも練習前に説明をしています。動きづくりの際にそれぞれと会話をしたりもします。全体に話すときはタイミングやその他で聞いてない選手もいたりしますが、これを理解して走るのと、理解しないで走るのではそれが積み重なると大きな差になると思います。こういったことがわからない場合は、何度でも質問していいと思います。同じ練習メニューでも走る選手によって意図が変わる場合もあります。

意図を理解していないと、はじめのほうからペーサーの前に出て走ったりするけど最後の1本が走れなかったり、全部走ったほうがいい練習にもかかわらず、途中で1本抜いてなぜか最後の1本で前に出たりするということが起きたりします。

実際のところ、今の時代、練習メニューなどはインターネットやSNSで検索すればいろいろと出てきますが、知識や経験がある人に客観的に見てもらい自分に合った意図や目的の相談をできることがクラブで練習しているメリットだと思います。

石川走友会では、能力が高いから別のメニューというようなことはほとんどなく、基本的にはみんな同じ練習をしていますので、もしかしたらこういった意識の差にタイムが伸びたり伸びなかったりする理由があるのかもしれません(※大会が近い・怪我をしているなどの理由や、メインとなる種目が異なる場合で別メニューということはあります)。中学期は特にそのような傾向があるかもしれません。

もちろん「速い設定でやればいい」ということでもないので、しっかりと自分の目標や状態にあった設定をしていく必要があります。自分の適性の設定タイムがわからない場合も、しっかりと指導者の方と相談したほうがいいと思います。石川走友会では、コーチや保護者様たちのフォローもあり、数多くの設定タイムを組んで練習することができていますので、しっかりと自分に合った設定で練習することができると思います。

その設定もベストタイムを元に考えることが多いですが、疲労や痛みなどの体調を考慮する必要があります。大事なのは自分の状態や目標など、主体を自分に置くことだと思います。あの子があそこでやるなら自分もそこで、とか親にそう言われたから、とついつい考えてしまいがちですが、ベストタイムは近くても状態は違うこともありますし、課題も違ってきますので、しっかりと自分と向き合って決めていくことが大切なのかなと思います。

自分に負けない

同じ練習メニューでも、前回はここまでできたから、今回はここまでやってみよう、という意識を持つことで成長を実感することもできます

小中学生なので時々急激にタイムが伸びることもありますが、そういった場合その分怪我のリスクも伴います。1回1回の練習の積み重ねで確実に実力をつけていくのが一番効果的だと思いますので、1回1回の練習に対して体調を整え高い集中力をもって、しっかりと目的意識を持って取り組んでいくことが大事だと思います。監督も常に言っていますが「練習メニューに正解はない」ので、目の前にある1本1本に真剣に課題を持って練習して、結果的に正解にしていくことが大切なんだと思います。

少し長くなりましたが、監督が普段から話している内容をまとめて文章にしてみました!

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